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潮岬沖完全フカセ カツオ・キハダ!

7月11日 父親と二人でカツオ釣りに行ってきました。父の日のプレゼントです。


例年ですと6月末にスタートして7月は最盛期なのですが、今年は少し遅れ気味。しかもキハダがいなくてイマイチという話でしたが、

なんと釣行前日にカツオ大爆釣のニュースが入りました。
当日は同じような気象条件。完全フカセには最適とされる風向きがほぼ確定的。いやが応にも期待がふくらみます。

道具立ては非常にシンプルでフロロカーボン糸10号300mに針をひとつ結ぶだけ。去年の余りは落とし込み仕掛けに回して新しいものを使います。

竿は80号~100号相当の船竿。オモリ負荷表示150号までいける腰の強いものがオススメです。短くても良いですがフカセにおいては3m近い長さがあればメリットが多いです。

しっかりアワセを効かせる。
船底でのラインブレイクをかわす。
回収時にオキアミを切りやすい。などですね。

竿が硬すぎても柔らかすぎてもカツオはバラします。

リールは石鯛用。カウンター付であれば他の釣り人との情報交換がやりやすいのでオススメ。

 今回お世話になったのは袋港出港の悠真丸さん(090-5164-7141)エサのオキアミは用意してくれます。
釣りのスタート時刻はAM6時からと定められているため港に5時集合、5時30分出船、6時スタートの段取り。
前日の爆釣ニュースのおかげで大船団ができており、目測で約50隻が浮かんでいます。

船のスピードが緩み、「ピッ」という合図で仕掛け投入とマキエ投入がはじまる。
釣り座は右舷に5か所。トモから順にテンポよく仕掛け投入。マキエはお互いに広く効かせ合う感じで。
船の惰力が無くなって止まるまでの間に全員の仕掛け投入とマキエが終了し、船の胴で風を受ける状態を目指します。

うまく仕掛けが入ってセットできればしめたもの。朝一番からヒットが望めるのですが、ふと見ると父親のタックルにトラブル発生。この釣りは初めてなので無理もないです。
修復の為に釣り座を交代して私の竿を見てもらいましたが、あろうことかその竿にヒット!
「クラッチ入れて!」「リール巻いて!」「竿立てて!」とアチコチから指示が飛んで、彼が採用したのは「思い切り竿を立てる」でした。
当然ながら大バックラッシュ発生。同時ヒットで船長は不在で私が素手で糸を手繰って抜きあげました。これって誰が釣った魚でしょうか?

ともあれその後は一つのタックルで二人がかりというににんばおり作戦が功を奏し父も正真正銘釣り上げました。一番大きかったといって大喜びです。
同船の方にキハダマグロが当たったりしてまた楽しみが増えました。船長ありがとうございました。