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見老津沖・天昇丸でシマアジ釣りに初挑戦!!
ずっとやってみたかった南紀でのシマアジ釣りに行ってきました。
魚を食べるのが大好きなこともあって高級魚シマアジはスタッフ松下の憧れの魚種のひとつです。
カゴ釣りやフカセ釣りでは小さいやつを釣ったことがありますが船からは全くの別物。
今回お世話になったのは有名な船宿・天昇丸(090-3358-7635)さん。
現在シマアジの釣果が出ている船宿さんは何軒かありますが、初心者の私はどこの船を選べばよいのでしょうか?難しいと言われるシマアジ釣りですからガンガン指導していただけるのが望ましいわけで、その点天昇丸さんは熱血指導ですから願ったり叶ったりです。
電話予約の時点で必要な道具立てを根ほり葉ほり聞き、それをもとに準備を整えます。
今回は関東ではポピュラーなシマアジウィリー針を使ってみました。
当日は和歌山IC~すさみ南まで約1時間30分の深夜ドライブを経て5時に集合。
ずいぶん近くなったなと毎回のように感心してしまいます。
釣り座に竿・リールをセットし氷の準備などするわけですが、ありがたいことに回転イス付きでした。
天昇丸さんの独特なやりかたですが、この時間をサシエサの準備に使います。オキアミのしっぽから第二関節のところをハサミできれいにカットするのですが、1パック全てやってしまいます。面倒なようですが装着もやりやすくなり、海中で回転しにくくなるわけです。
揺れる船の上でハサミを使った細かい作業をするのはは船酔いのもと。
理に適った下準備でこれはほかの釣りにも応用できそうですね。
サシエが出来て準備完了、と思いきやまだ終わりません。船長自ら全員のドラグ調整を行います。
シマアジ釣りが難しいと言われる理由の一つは口切れのバラシが多いことでしょう。この魚は引きが強くて口が弱い。
船長長年の経験で、「時間をかけたら上がってくるギリギリのセッティング」をしてくれます。
出港し、いざ本番です。約80mのポイントに到着するころにはすべての準備が整った状態でしたが、
投入のタイミングで仕掛けが絡んで数秒のタイムロス。途端に船長から檄が飛びます。
「コラー!遅いわ~」と言ったかどうだったか。シマアジは遊泳力が高くて食みもキツイため、潮上にどんどん上がってくる魚。ほんの数秒が運命の分かれ目になるわけです。念入りな準備は数秒の手返しを捻出するためのものなのです。
案の定ヒト流し目はミヨシの方にヒット。やはり朝一番の地合いが大切。
仕掛けを上げて待っている間に次の準備と脳内シミュレーションです。
【着底→すぐに3m巻き→エサ振りながら4m巻いて底から7mがタナ】 ※活きエビをイメージした10cm程度の誘いが有効
とのことなのでレクチャーの通りやるとフタ流し目、注文通りに私にヒット~!!!!!!
電動リールはフルアクセルでオン。
高らかに鳴り響きつつも全く巻けていませんが気にしません。
カウンターは90mあたりで出入りしています。
初シマアジはちょっと良い型かも~。
この間も船長は「ドラグ締めたらとぶぞ~。ゆっくりやれよ~」などと声をかけてくれます。
この独特なやり取りが数分続いたように感じますがこれは非常にスリルあります。
ハリの掛かりかたにもよりますが、口の強度全く不明なわけですから薄氷を踏む思いで水面に連れてきた時には感激ものです。
3本針の一番上。ウィリー針に掛かっていました。
測ってみると55cm。その後45cmを追加し終了。なかなか濃厚な内容でした。
大変美味しく頂きました。
竿:バンディット落とし込み160+B20
リール:フォースマスター800
糸:サンラインブレイド5 3号
天秤50cm、
オモリ80号、
サニーカゴビッグ
※クッションと仕掛けには船長のこだわりがあって、ヤマシタのスーパーソフト2~2.5mm50cm、
6号ハリスでエサ針2本、疑似針1本の変則3本バリフカセ仕掛け4.5mでした。