釣果情報
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ついに!ビワマスゲット!
みなさま、ビワマスってご存知でしょうか?
名前に「ビワ」とついているので、もちろん琵琶湖に生息している鱒かな?とすぐに察していただけると思います。
そのとおりなのですが、このビワマス、「固有種」ということで、
本当に琵琶湖(水系)にしか生息していない魚なのです。
さすがは世界有数の古代湖、琵琶湖。
ロマンあふれる魚です。
しかも、ビワマスが通常生息しているのは水深約20m程度の冷水域となっており、おかっぱりでの釣りではほぼヒットさせることもできません。
このビワマスを釣り上げるには、ボートで沖合のビワマスがいる泳層を狙う必要があります。
そこで「レイクトローリング」といわれる「引き縄釣り」をおこなうことになります。
4~5年ほど前に、友人にさそっていただいて、ビワマスのレイクトローリングに同行させてもらい、ビワマスを釣らせてもらいました。
すべて友人のタックルで、友人が操船するボートで、まさに「釣らせてもらった」釣りでした。
いつか、この釣りを自分の力でやってみたい!と思っていて、少しずつ準備を進めていましたが、
ようやく今年、実行できる状態になりました。
ながながと書いておりますが、本当に思い入れのある魚だったのでした。
昨年12月に2回、夢を抱いて挑戦しましたが、「撃沈」をくらっています(笑)
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5月24日。
朝3時に自宅を出発し、ボートの出航地点である長浜市に着いたのは6時ごろ。
友人との待ち合わせ時間が7時でしたので、友人の到着前にボートのセッティング。
ボートは2.7m程のFRP製、このボートに2馬力エンジンを付けて出航です。
いろいろなホームページを参考にしてこんな感じのタックルで挑みました。
このタックルで「人が歩くくらいのスピード」でボートを進めていきます。
トローリングですので、仕掛けを引っ張って走って行きます。
なんとなくロッドと、だしているラインの角度を見ながら、15m~20mくらいに仕掛けを流していけるように、
ラインを40m~80mほど出して曳航していきます。
目指すは、北に見える竹生島エリア。
ビワマスの実績の高いエリアです。
この日最初のヒットは友人のロッド。
残念ながらビワマスではなく「ハス」。
琵琶湖のレイクトローリングでは定番のゲストフィッシュのようです。
そして、ついにその時がきました。
友人のロッドにヒットしたのは、小型ながらも本命「ビワマス」!!
自分がやってきたことが間違いではなかった!という達成感がすごかったです。
そして、僕のロッドがしなります。
ようやく僕にもきたか!!とテンション爆アゲでしたが、、、
まさかの良型ウグイ(笑)
その後、しばらくヒットしない時間がありましたが、
お昼を回って後半戦の時間で、怒涛のラッシュ!!
結果、全8匹、キーパーサイズで5匹と大満足な釣果となりました。
ほんと、これまで準備を重ねてきただけに、充実感が半端ない釣りとなりました。
同行してくれた友人に感謝感謝です。
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ボートの水槽にいれていたビワマスが吐き出していた「ベイト」は、
こんな甲殻類でした。
海にいる「ウチワエビ」や「ゾウリエビ」みたいな扁平なエビだったこもビックリです。
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今年のビワマスの採捕期間は6月末まで。
あと1回はなんとか都合をつけて挑戦してみたいと思っています。
残念ながら、当店にはレイクトローリングの専門的な釣具はおいてありませんが、
なにげに工夫次第で、代用の効くグッズはたくさんあります。
レイクトローリングに興味のある方は、ぜひバイパス店の青山までご相談ください。
和歌山でもきっとレイクトローリングが成立するポイントがあると思います。
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最後に、ビワマスの採捕には滋賀県の事前承認が必要です。
承認のない「密漁」は厳禁ですのでご注意ください。
実際、この釣行日にも滋賀県水産課さんの巡視艇からの承認証の提示要請をうけました。